SSブログ


一代限りの命に生まれ変わったうさぎサン達がずっと一緒に暮らしてくれる家族を待ってます 大阪市平野区 事務局SPEAR(スピア)またはシェルターにて会うことができます ペットショップに行く前に選択肢としてご検討下さい ★活動のための各種支援も募っております★ご一考下さい _(._.)_
o1031035313960088599.jpg

いつか笑い話になるのかなぁ [内々のこと]

先週末、病院の親父さん見舞い差し入れ時
とうとう手に負えない状態に5分も居られなかった
ヨレヨレながら食べ物持つ手に掴みかかる
爪をたてられ離さないのを振りほどく
落ちたアイスクリームを即座に拾い空を見て足踏みしながら食べる姿に心が折れた
ヒトじゃない…

病棟出て出入口で対応して下さった看護師さんと諸々話す

他の患者さんにも同様の迷惑行為多発
保護室隔離してしまうと運動が妨げられ、以前のように衰弱で点滴栄養になる恐れあり避けたい
他の患者さんと食事時間ずらし可能な限り親父に付き添い対応努力
認知症の一種ピック病の病態であるが、じっとしてられないので確定診断に必要な脳のCT検査も出来ない





〇ピック病の疫学

比較的稀な疾患でアルツハイマー病(リンク2参照)の1/3以下ですが1/100程度という報告もあり、しばしば診断が十分になされないことやよく分かっていない面もある分報告にばらつきがあると思われます。男女差はないようです。

〇ピック病の症状

人格障害(強さはピック病>アルツハイマー病>脳血管性認知症)・情緒障害などが初発症状です。
 病期前半にはアルツハイマー病でよくみられる記憶障害・見当識障害はまずみられません。進行に伴い自制力低下(粗暴、短絡、相手の話は聞かずに一方的にしゃべる)、感情鈍麻、異常行動(浪費、過食・異食、収集、窃盗、徘徊、他人の家に勝手にあがる)などがはっきりし、人格変化(無欲・無関心)、感情の荒廃が高度になります。
 人を無視・馬鹿にした態度、診察に対して非協力・不真面目、ひねくれた態度など対人的態度の特異さも目立ちます。その他、意味もなく同じ内容の言葉を繰り返したり同じ行動を繰り返したりする滞続症状もみられます。 病識はありません。
● リンク2 「アルツハイマー病」
〇ピック病の検査

 CT・MRIでは、前頭葉・側頭葉に目立つ局所性の脳萎縮が認められます。SPECT・PET(脳血流や脳ブドウ糖代謝をみる検査)では前頭葉・側頭葉の血流あるいは代謝の低下を認めます。

〇ピック病の病理

 病理所見は、3型に分類されます。 
(1)

Pickの嗜銀球(しぎんきゅう)が神経細胞内に出現するもの。

(2)

細胞質色素融解(achromasia)を伴うPick細胞と呼ばれる腫大した神経細胞を認めるもの。

(3)

Pickの嗜銀球やPick細胞を欠き、単に神経細胞の脱落とグリオーシス(なくなった神経細胞のすきまを埋める間質細胞が増えてくる)のみを認めるもの。

 これらが単一の疾患であるかどうかは現在でも議論があります。

〇ピック病の鑑別

 鑑別診断としては、アルツハイマー病、統合失調症があります。アルツハイマー病では記憶力・見当識・計算力などの知的機能低下が初発症状ということをはじめ、以上に述べてきたような症状・検査などの特徴で鑑別されます。統合失調症でみられる幻聴はほとんどみられませんし、CT・MRIを撮ることでもかなり鑑別可能です。

〇ピック病の経過

2~15年(平均6年)で、ほとんどが10年以内に衰弱し死亡することが多く、アルツハイマー病よりも短い傾向です。
〇ピック病の介護

治療法は今のところなく、介護が中心となっているのが現状です。落ち着きのなさ、多動、徘徊などに対し抗精神病薬を対症療法として使うことがあります。場合によっては精神病院入院を余儀なくされることもあります。





今週末はオカンが妹の受診付き添いで倉敷で不在
ひとりで面会はもう無理だから飲食差し入れをナースセンターに預けるだけに



本人は持ち物管理することもできないから
看護師さんにお任せ

下の世話から何まで…ありがたいね

きっと、娑婆にいたらあたしに何十回殺されてるだろな
優しくしてやりたいけど
病気とはいえ踏みにじられた幸せな過去が蘇ってしまうから

反面教師で自分はこんなふうになりたくない
60前にポックリ逝きたいと足掻いたけど
行き着く先はどうなるやら…




どんより帰宅し遅めのランチ
ピピン冷麺を作り美味しく頂く




死んでもいいやと無茶ヤンチャしてた頃のが生きてたな…
いつのまにかそんな元気さえ失われたオバチャンになっちまった















トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

トラックバック 0

何となく食傷気味いつのまにか家猫 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。