忘れない…

突然首が右に傾き
ケージに入れられ傍らにはペレットと水が置かれプールの管理室にいたカプチーノ
無知って残酷
この状態では飲み食いできるはずないのにね…
ウチの子にすることにした

キャリーを取りに戻る間傍らに置いた水菜を食べた形跡があった
「まだ望みがあるはず」
うさぎ診療得意とする獣医に走る
ＥＺの可能性もありと見込んで投薬治療を開始するが
ローリングが激しくなり発作を抑えるため近隣獣医に情報通じてもらいＳＴ静脈注射施されるも好転せず
流動食ではなく彼女は普通に食べたくて仕方ないのが見て取れた

コントロールのきかない自分の状態にパニックになり息を荒げ耐えてる姿をみるのがどんどん長くなった
恨まれても良いから楽にしてあげることを選んだ


皮肉だね
下になって回転のたび摺れて捲くれあがっていた上瞼も
ガチガチに傾いていた首も
まったく何事もなくいつもの愛らしいカプチーノに戻っていた
10日間だけだけど
ウチの子でいたあなたを忘れない



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今回の症例原因を特定するため解剖するべきなのだろうが…
そこまでする気持ちの余裕など残されていなかった
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コメント 4

10日間だけでも ましまろさんの子になれて幸せだったと思います。
by 海月 (2010-11-04 09:10) 

この子は最後の最後にましまろさんに出会えてホントに幸せだったと思います。
うるる～
泣けてきちゃうなぁ・・・
ちゃんと虹の橋を渡るんだよ。
そして向こうでちゃんと待っててね
by りみこ (2010-11-05 17:26) 

そうだったんですか！
ましまろさん、元気出してね。
凄いね、痛みを受け止めても、ひとつひとつの命を救おうと、続けているましまろさん。

優しく撫でられて、幸せだったと思うよ。
by yuu (2010-11-06 13:50) 

☆コメントいただいた皆様へ☆
結果的にはカプチーノを治してあげられず・命を奪ったので…最後の最後まで「ごめんなさい」という言葉しかかけてあげられなかった
投薬するにも給餌をするにも持ち上げたりが必要
彼女自身も食糞したり移動したり排尿したり動かざるをえない
その度バランス崩して平衡感覚失い恐ろしいくらいの回転発作
落ち着いている時に首筋など斜頸のツボを擦ってやると、つかの間でも気持ち良さそうな表情をみせてくれたのがせめてもの救いだったのかなぁと…

どういう結果であれ「最期まで看取れない」なら生き物を飼わないで欲しいと学校飼育への課題を実感しました

カプチーノへのあたたかい言葉をありがとうございました<(_ _)>


by ましまろ (2010-11-08 15:54)